鬼滅の刃にも数々の疑問に残るシーンが存在しますよね。
その中で僕が注目したのは、鬼滅の刃『第一話』のワンシーンについてです。
その疑問とは、
鬼殺隊・水柱である富岡義勇はなぜあの山にいたのか!?
です。
この疑問について真相が明らかになったので当記事で解説していきたいと思います。
【鬼滅の刃・第一話】冨岡義勇があの山にいた理由が判明!それは〇〇だったから!
第一話といえば炭治郎の家族が鬼に襲われ、禰󠄀豆子以外が惨殺される悲惨なシーンが印象的ですね。
また、唯一死ななかった禰󠄀豆子も鬼へと変貌してしまい炭治郎の人生が大きく一変してしまうほどの重要な回となりました。
場面はそのまま炭治郎が禰󠄀豆子を背負い雪山を走るシーンへ。
ここで禰󠄀豆子の鬼化が発覚し炭治郎は襲われてしまいましたよね。
疑問のシーンはその後。
そこに突然あらわれた富岡義勇でしたが、
「義勇はこの山中で何をしていたのだろう??」
ずっとひっかかっていました。
たまたまこの場所にいたのかな?とも思いましたが、それにしては的確に二人の位置を発見している感じがしませんか?
それもそのはず、真相は偶然なんかではなく必然的だったのですから。
冨岡義勇は鬼殺隊本部から鬼出現の報を受け、竈門家のある山中に向かわされていたのです。
そう、つまり鬼の頸を狩るためにあの場所にいたのです。
しかし、そうだとすると
『鬼のいる場所を知っていた』というより『鬼(禰󠄀豆子)をやっとみつけた』というほうが適切な表現かもしれません。
詳しくは事項で解説していきます。
✅ちなみにこの真相ついては作中では触れられておらず、別売りの『TVアニメ鬼滅の刃 公式キャラクターズブック 参ノ巻』で公表されています。
義勇が『やっと鬼をみつけた』と推測できる根拠とは?
なぜ義勇が炭治郎たちを見つけたシーンが『やっとのことでみつけた状況』だったと思うのか!?
以下2つの考察をしてみました。
ポイント
- 炭治郎がずいぶん山を降りたあとだったから
- 鬼出現情報が”そもそもあの男のこと”だった!?
詳しくみていきましょう。
炭治郎がずいぶん山を降りたあとだったから
禰󠄀豆子は自分の家で倒れていた時点で既に鬼となっている状態でした。
その後、炭治郎に背負われ随分と山を駆け降りていましたよね。
つまり竈門家から発見場所までかなり時間がたっていた可能性が考えられます。
その間に義勇はずっと禰󠄀豆子を探し続けていたとしたら、状況からみて見つけるのに相当苦戦していたのではないのでしょうか?
もしくは、
そもそも鬼殺隊本部から受けた『鬼出現情報』は禰󠄀豆子のことではなかったのかもしれません!!
鬼出現情報が”そもそもあの男のこと”だった!?
義勇が受けた『鬼出現情報』は禰󠄀豆子のことではなかったとしたら話がまた違ってきます。
第一話では禰󠄀豆子の鬼化が印象的すぎます。
ですから義勇が鬼殺隊本部から受けた『鬼出現情報』は禰󠄀豆子のことだと結びつけるのが自然ですよね。
しかし別の鬼を指していた可能性もあります。
そう、禰󠄀豆子を鬼に変えた張本人”鬼舞辻無惨”です。
もとを言えば禰󠄀豆子を鬼にしたのは鬼舞辻無惨ですから、鬼殺隊本部からの『鬼出現』の報は竈門家に現れた鬼舞辻無惨のことだったのかもしれません。
そうなると義勇の到着は”さらに遅かった”という結論に至ります。
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鬼は陽の元には出られませんから、炭治郎家族が鬼舞辻に襲われたのは夜のうちだったのは間違い無いでしょう。
そのとき炭治郎は三郎爺さんの家に泊めらさせてもらっており「明日早起きして帰りゃいい」と言われていましたよね。
たしかに三郎爺さんの家を出るシーンでは太陽が昇り始めている描写がありました。
そして炭治郎家族が発見されたとき「禰󠄀豆子だけまだ体にぬくもりがある」と炭治郎が言っていたので他のみんなは冷たくなっていたと結びつけられます。
つまり死亡後それなりの時間が経っていたと予想できることから、襲われたのは日が変わったばかりの夜中だったと推測できます。
また、日が差すところでは鬼になった禰󠄀豆子も戦えないですから、冨岡義勇と対峙していたことを考えるとまだ太陽が低い時間だったのでしょう。
一旦ここまでを整理しましょう。
- 竈門家が襲われたのは夜中
- 炭治郎が三郎爺さんの家を出たのは翌日明朝
- 義勇と炭治郎が遭遇したときまだ太陽は低かった
もし冨岡義勇が受けた報が鬼舞辻無惨のことだったのなら、夜明けになってもまだ見つけられていなかったことになります。
だとしたら、炭治郎たちに遭遇したのは偶然だったのかもしれません。
考えてもみれば柱である富岡義勇が向けられるということは鬼もかなりの実力者の可能性が高いです
これは無限列車編でも煉獄さんが同じようなセリフを言っていたので間違いないでしょう。
「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明になっている!数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った!だから柱である俺が来た!」
ようするに、これくらいの事態でなければ柱は動かないので禰󠄀豆子1人のために水柱が動いたとは考えにくいのです。
と言うことは、
富岡義勇が竈門家のある山中にいたのは『 鬼舞辻無惨 』を追っていた可能性のほうが高いと考察できます!!
しかしこの偶然が炭治郎たちにとっては大きな転機となったのは間違いないでしょう。
この出会いが炭次郎の鬼殺隊入りのきっかけとなったのは言うまでもありませんし、結末を言ってしまえば禰󠄀豆子を人間に戻すことができたのも義勇との出会いあってからこそです。
義勇が山中にいたのは”鬼舞辻無惨”を追うため!?竈門兄妹にとっては運命の出会いだった!
これまでの考察結果から富岡義勇が山中にいたのは鬼殺隊本部からの『鬼出現』の報を受けたからです。
その鬼とは鬼舞辻無惨の可能性が高いですが、義勇にとっても竈門兄妹にとっても無惨と遭遇しなかったのは幸いだったと言えます。
いくら義勇といえど鬼舞辻無惨を相手に一人では勝ち目は低かったでしょうし、この山中で竈門兄妹と出会えたことで最終的に鬼舞辻無惨を倒すことができたのですからね。
富岡義勇は第一話でも最終話でも登場しているほどの人物です。
竈門兄妹にとっても最重要人物とも言える存在なのは間違いありません!
まさに運命の出会いだったと言えるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。