【鬼滅の刃】村田さん徹底調査！！階級・呼吸・入隊理由が判明！

那田蜘蛛山で初登場した際の村田さんの階級は、下から4番目の「庚（かのえ）」です。当時、一番下の「癸（みずのと）」だった炭治郎たちから見れば、確かに先輩ですね。

しかし、公式ファンブックによると、残念ながら最終決戦までこの階級から昇級することはありませんでした。同期の冨岡義勇が柱になったことを考えると大きな差がありますが、柱稽古にも食らいつき、多くの隊士が命を落とす中で最後まで生き残った彼の生存能力と精神力は、階級以上のものがあったと言えるでしょう。

村田さんが使う呼吸、それは炭治郎や義勇と同じ「水の呼吸」です。しかし、公式ファンブックのおまけページには、こんな衝撃の事実が書かれています。

“技の練度が低いため水のエフェクトは薄すぎて他人の目にはほとんど見えない”

そう、彼も技を繰り出しているのですが、あまりに練度が低いため、あの美しい水の視覚効果が出ないのです（笑）。無限城で彼が放った「水の呼吸 弐ノ型 水車」は、モブキャラでありながら作中で技を使った唯一のキャラとして非常にレアなシーン。この“しょっぱい”エフェクトを確認するためだけに、アニメを見返す価値アリです！

村田さんの同期、それはなんと、あの水柱・冨岡義勇です。二人は同じ最終選別を生き残った仲でした。

無限城での決戦中、義勇が村田さんの名を呼び、炭治郎の救護を託すシーンは、本作屈指の名場面。「俺の名前覚えてたんだ 冨岡…」と涙する村田さんの姿に、胸が熱くなった読者も多いはず。柱と一般隊士という大きな差が生まれても、義勇が同期のことを忘れていなかったという事実は、二人の静かな絆を感じさせます。

コミカルな面が目立つ村田さんですが、彼が鬼殺隊に入った理由は、炭治郎と同じく「鬼に家族を惨殺された」という悲しい過去を持つからです。

無限城で鬼舞辻󠄀無惨と対峙した際、恐怖に震えながらも「家族の仇！」と叫び、立ち向かおうとした彼の姿は、紛れもなく鬼殺隊の一員としての覚悟を示していました。普段は頼りなく見えても、その胸には確かな怒りと悲しみの炎を宿しているのです。